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2023.03.29

【報告】R4年度・人財活躍プラン発表会1日目~後編~

こんにちは、R4年度宮城県人財活用塾の広報支援隊・さいとう愛です。
「人財王国みやぎ」を創る!というスローガンのもと、R4年6月にスタートした「人財活用塾」。この塾の総仕上げとなった人財活躍プラン発表会が3月13日と16日、二日間に渡って開催されました。
各日発表された内容についてお届けしていますが、1日目の発表会後編では、㈱瀬戸屋、(有)パレットについてお伝えします。

㈱瀬戸屋 :人と人をつなぎ、日本の食文化向上へ貢献する

発表してくださったのは、㈱瀬戸屋・金野知哉取締役です。
昭和24年創業の㈱瀬戸屋は、百貨店向けなどのBtoBへの卸で長い歴史と実績を誇っていますが、近年では、楽天市場などへの出店でBtoC向けの事業が堅調な伸びをみせているそうです。

瀬戸物業界は特殊な知識を必要とする特色のある業界ゆえに、社員の高齢化で後継者が育ちにくい状況に課題を感じていたと言います。

「知識と経験をつないでいく難しさを感じてはいますが、現在、EC事業が順調に伸びてきているのは、必要なシステムを整え仕組みを構築してから若い人材を採用することによってできています。今は転換期にあると考えていて、シニア人材と若手を組み合わせて仕事をしていくことや、社員のモチベーションを維持向上できるように、コミュニケーションをいかに取っていくか、会社側からの歩みよりが大切だと考えています。」

今後は、

食文化向上という大きな視点をもち、モノ売りだけでなくコト(知識や情報、体験)を売っていくことに力を注いでいきたい

と宣言し締めくくりに向かいます。

最後に、「宮城の美酒をはしごできる ぐい呑みパスポート」を宣伝していた金野取締役。
手元にはそのイベントで実際に使われる”ぐい呑み”がありますね!
今年も開催されるという、「ぐい呑みパスポート」。
最新情報は、瀬戸屋のHPからご確認ください!

(有)パレット :ワクワクの未来を、地域と社員と共につくる

1日目の発表会、最後を締めくくってくださったのは、1986年創業の(有)パレット、高橋裕生専務取締役。


栗原市築館と大崎市古川に店舗を持つ(有)パレットは、地元に愛される菓子やパンを販売しています。
素材と美味しさと人にこだわった商品(中でも青豆パンは大人気商品!)は、地元には欠かせない存在であると同時に、オンラインショップも充実しているため、その味を全国で楽しむことができます。

「パレット流の一人前という像を作っていきたい。人間性とスキル両方が成長して、自立できる人財を育てていきたい。」と話す高橋専務には、大きな夢があるんです。

農家さんが抱える悩み解消へ、空き屋問題をはじめとする地域の課題の解決へ、そして、子育てしながらでも働ける環境の整備も同時に叶えていくような、地元への愛がギュギュっと詰まった

栗原の未来を社員と共にワクワクしながら作ること

上記のように、未来想像図が絵として表現されたことで、社員たちからも「〇〇がほしい」「こんな〇〇にしたい」という希望が少しずつ語られるようになったそうです。

高橋専務の行動力や熱い想いが伝染し、地域に刻まれた歴史や人を活かしながら、栗原の新しい未来に出会えることがとても楽しみになりました。

以上、1日目の発表後編についてお届けしました。
次回は2日目の発表の前編です。お楽しみに。

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