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【報告レポ】7/6開催、第5回社名を伏せた交流会①
こんにちは、宮城県人財活用塾の広報支援隊・さいとう愛です。
連日暑さが続いていますが、体調崩されていないでしょうか?
水分補給に、涼しい環境の確保・・・健康管理には注意しましょう!
さて、7月6日に開催された『第5回社名を伏せた交流会』の報告レポートをお届けします。
今回は、宮城大学太白キャンパスのお邪魔しましたよ!
この時の模様を、3回に渡ってレポートします!最後までお付き合いください!
会場となった宮城大学太白キャンパスは、緑が豊富で、青空がよく似合う解放感溢れるキャンパスでした。
社会人20名、学生25名が参加した今回の交流会、前回同様、お互いにとって、実りある時間になりました。
わたしのあの頃と、あなたのこれからが交わる可能性
株式会社プロジェクト地域活性の水田の挨拶から始まり、ヒトノチカラソリューションズの阿部さんから今企画の背景や主旨について話がありました。
就活にはまだ時間がある1、2年生が中心に集まっていたこともあり、また初参加の社会人も多い中だったので、
この交流会で「何をお土産に持ち帰ってほしいか」というヒントを最初に伝えてくださったことは、グループトークにスムーズに入るきっかけになりました。
なんで今の職業についたんですか?その背景を教えてほしいです!
1回目のグループトークには私も参加させてもらったのですが、そのグループの学生さんがこう口火を切りました。すると、対面する社会人がこう答えました。
「就活の時はちょうど震災の頃だったんですよ。だから、地元・仙台でしっかり働きたいと思いましたね。あの時はみんなが大変な状況だったこともあったんだけど、名前を知っていたという理由で今いる会社を調べることからはじめて、調べを進めていくうちに自分の興味と結びつく部分を見つけていったという感じかな。大学で学んだことと選んだ仕事が直結しているか?と言われたら微妙な部分もあるけれど(笑)、でも、選択肢を狭くしてしまう必要はないと思っていますよ」
社会人にとってはあの頃を振り返り、学生にとってはこれからを考えるきっかけとなる交流会の良さを肌で感じる対話でした。
さらに、別の学生からこんな質問が出ました。
資格の勉強って今から何かしておくべきですか?それとも働いてからでも良いですか?
私自身の学生時代でも、同じような悩みを抱えていたことを思い出しました。周りの学生が資格取得のために専門学校に通ったり、勉強をしている様子を見ればみるほど、「私はどうしたらいいの?」「何かやった方がいいの?」と焦りを感じていたあの頃を…。
「資格取得はいい事だけど、方向性を決めてから動いても遅くないかもしれないね。まずは今の学生生活を謳歌することを大切にしてもいいんじゃないかな~」という話をしていたのですが、別の学生からはこんなアドバイスがありました。
自分は今3年生なんだけど、時間のある1、2年のうちに、TOEICなどの語学系の勉強をしておいたらよかったと感じているから、特に取りたい資格がなかったら、オススメします!
社会人と学生だけでなく、学生と学生という中で気づきのシェアやアドバイスが飛び交う素晴らしい機会だと思いました。
自分らしく生きられる、そんな場所探しをしてみたら?
1回目のグループトークが終わる頃、場の空気が温まってきているのが分かりました。
メンバーを入れ替えての2回目と3回目のグループトークの時、私はすべてのグループを少しずつ回らせてもらいました。
当たり前なのですが、それぞれのグループの話題は、すべて違うんです!
その時のグループだから作れる雰囲気と話題がどれも興味深く、面白く、私の耳は終始”ダンボ”状態。
あるグループで、社会人がこのように話しているのが聞こえてきました。
自分らしく生きられる場所を探すことって大事だと思うんですよ。自分が活躍できる場所ってどこかな?と考えながら、そこを探していくことっても言うかな。でも、自分のことなのに、自分ってわからなくなることも多くて、孤独を感じることだってあるわけで。そんな時は、人の中に飛び込んでみることで自分を知ることになるし、話せる人と意見交換をすることで自分の強みに気づくことだってありますよ。
社会人25年を超えた私にもズバッと刺さったアドバイス。
会社説明会では絶対に聞くことのできない、働くだけでない「人生を生きる」ということを教えてもらった気がしました。
社会人だろうが学生だろうが、いくつになっても「自分のこと」って案外分かりにくいんですよね。
その分からなさが、時に”自分探しという名の迷子”になることだってあります。
そんな時は自分一人で悩まずに、誰かの力を借りること。そして、「自分を活かせる場所」という視点で企業を調べたり、自己分析をしていくことが就活のヒントにもなると感じました。
内容盛りだくさんの「第5回社名を伏せた交流会」の報告レポート、次回に続きます。